こんにちは。下原教室の井村です。
前回に引き続き
今回は「思考力、判断力、表現力等」についてご紹介します。
前回の記事をまだご覧になられていない方は、
そちらもぜひ見てみてください!
今回は、図画工作の学習指導要領を見てみましょう!
小学校学習指導要領:図画工作編
目 標
(1) 対象や事象を捉える造形的な視点について
自分の感覚や行為を通して理解するとともに、
材料や用具を使い、表し方などを工夫して、
創造的につくったり表したりすることができるようにする。
→「知識及び技能」に関する目標
![](https://familiargr.com/cmsmin//wp-content/uploads/2022/03/画像1.png)
(2) 造形的なよさや美しさ、表したいこと、表し方などについて考え、
創造的に発想や構想をしたり、
作品などに対する自分の見方や感じ方を深めたりすることができるようにする。
→「思考力、判断力、表現力等」に関する目標
![](https://familiargr.com/cmsmin//wp-content/uploads/2022/03/画像2.png)
(3) つくりだす喜びを味わうとともに、
感性を育み、楽しく豊かな生活を創造しようとする態度を養い、豊かな情操を培う。
→「学びに向かう力、人間性等」に関する目標
![](https://familiargr.com/cmsmin//wp-content/uploads/2022/03/画像3.png)
今回は「資質・能力」の3つの柱の1つ
「思考力、判断力、表現力等」を視点に
すきっぷでの工作活動を覗いてみたいと思います!
下原教室では、季節に合わせた工作活動を行っています。
2月には、バレンタインをテーマにした作品をつくりました。
![](https://familiargr.com/cmsmin//wp-content/uploads/2022/03/画像4.jpg)
![](https://familiargr.com/cmsmin//wp-content/uploads/2022/03/画像5-500x363.jpg)
ハートを抱いたくまと板チョコをかざったかわいいものができあがりました!
図画工作において育成する
「思考力、判断力、表現力等」は
「A表現」を通して育成するものと
「B鑑賞」を通して育成するものとで構成されています。
大まかに言うと
「A表現」とは
子どもが伝えたいこと何かを表したい、つくりたいと思う気持ちや
形や色から想像したり、どのように表したりするかなどを
考えることを示しています。
![](https://familiargr.com/cmsmin//wp-content/uploads/2022/03/画像6.jpg)
この工作では
「ハートに巻く毛糸は何色にしようかな」
「どんな風にはろうかな」
「まわりには何を描こうかな」
という場面がみられました。
![](https://familiargr.com/cmsmin//wp-content/uploads/2022/03/画像8-1.jpg)
「B鑑賞」とは
作品をつくったり見たりするときに
よさや美しさなどを感じとったり、考えたりして
自分の見方や感じ方を深めたりすることを示しています。
![](https://familiargr.com/cmsmin//wp-content/uploads/2022/03/画像9.png)
下原教室の一角に
作品をかざっている場所があります。
新しい作品があると
「これ上手だね」
「これは何かな」
と見つめているお友だちも
![](https://familiargr.com/cmsmin//wp-content/uploads/2022/03/LINE_ALBUM_202235_2203-1-476x700.jpg)
なかには作品を見て
「私もこれをつくりたい」
と主体的な声も聞こえてきます✨
このようにすきっぷでは
表現する楽しさとともに
見る楽しさも味わえるようにと
「思考力、判断力、表現力等」の観点からも
支援を行っております😊
今回は
「思考力、判断力、表現力等」
について具体的な活動を通して
一部をご紹介しました。
今後もすきっぷでの活動を通し、「資質・能力」を
総合的にバランスよく育んでいくことを目指していけたらと思います。