こんにちは。下原教室の森﨑です。
これまで、すきっぷ日誌で
跳び箱やマットなど
様々な運動を紹介してきました。
なかでも前回ご紹介した体育館での活動は
保護者の方々からも
「体育館楽しかったと言っていました!」
「新体力テストの点数があがりました!」
と、ありがたいお言葉をいただいております。
(以前の記事を見ていない方はこちらから→集まれ!すきっぷ体育館!!)
体育館やグラウンドでの活動は
人数・広さ・時間など
普段の教室では体験することができない環境で
運動に取り組むことができます。
これは
学校で取り組む「体育」の授業
に一番近い形で運動ができる環境です。
不安な気持ちや苦手意識を持って体育に参加するのではなく
体育館やグラウンドで練習し経験を積むことで
不安解消!自信を持って!
体育に参加することができるのです!!
しかし、みんなが最初から
活動に参加できるわけではありません。
「人数が多いからイヤだ」
「苦手だからやりたくない」
「ルールがあって、自由にできないから嫌い」
など様々な理由から
集団での運動に参加できないお子さんもいます😢
なかには運動は好きだけど、体育館は大嫌いだ!!
というお子さんもいらっしゃいました。
そんなにイヤなのであれば、仕方ないか...
ちょっと待った!!
すんなり諦める
すきっぷスタッフではありません!
体育館に対してポジティブなイメージを持ってもらえるように
さまざまなアプローチ開始!
①「人数・初めての人が不安」へのアプローチ
参加するお友達の顔写真や学年、好きなことなど
プロフィールを作成し、事前に確認することができます。
②「広さ・場所が不安」へのアプローチ
実施する場所の写真や休憩するスペースなどを見える化し
事前に安心な場所を確認することができます。
③「時間・内容が不安」へのアプローチ
スケジュールを作成し、何があるのか事前に確認することができます。
また、種目ごとに配置図も作成し、並ぶ場所の確認もできます。
④「自分の気持ち」へのアプローチ
毎回気持ちのグラフを活用し、自分の気持ちを確認できます。
子どもたちの気持ちや思いを、内容に反映することで
より楽しい活動を実施することができます。
一部ではありますが
このような支援を行うことで
体育館にいくことができなかったお子さんも
今では笑顔で体育館を走り回ってくれています😊
すきっぷでは
その子に応じた段階的な支援を行い
不安や苦手意識の解消をすることで
人数が多く、広くて、長い時間の運動でも
楽しく身体を動かすことができる楽しさや喜びを
感じていただけるよう
今後も試行錯誤しながら取り組んでいきます。
お・ま・け
すきっぷでは
気持ちへのアプローチだけではなく
専門的な知識を持ったがスタッフが
機能面へのアプローチも行い
その子に適した療育を心がけています。