こんにちは。下原教室の内野です。
11月に入り一気に冬の訪れを感じられる気候となりましたね。
運動療育センターすきっぷでは
毎日スケジュールに沿って行動しています。
子どもたちが見通しを持って行動できるように
視覚的に支援を行いながら活動しています。
その活動の中に、「ことばの時間」が設けられています。
当日の活動を確認する際に
ことばの時間が入っていると
「ヤッター😊」
と喜ぶ子いれば
「どうして今日はないの(´・ω・`)」
と、ことばの時間が入っておらず、悲しむ子もいます。
運動療育センターすきっぷは
現在4教室を構ており
各教室には「ことばの先生」が在籍しております。
ここで言う「ことばの先生」とは
国家資格である言語聴覚士
という資格を持ったスタッフのことを指します。
言語聴覚士は
話す・読む・書く・聞く
といったことに苦手さや困難さを抱えている方々に対して
リハビリテーションを行うお仕事です。
子どもたちの場合は
まだ獲得されていない能力を
これから獲得していくことが主となるため
ハビリテーションと言われます。
私たちは言語聴覚士として
まだ獲得されていない子どもたちの評価を実施したり
ことばの学習が楽しく取り組めるように活動内容を考えたり
日々療育を通して子どもたちに関わっています。
ことばの時間の療育については
お子さん一人ひとりに合った内容を考えて実施しております。
内容の詳細については
以前投稿したこちらを、ぜひご覧ください。
→ねこの部屋なんの部屋???
今回は、実際にすきっぷで子どもたちに行っている
検査や助言のことについてお話させていただきます。
先ほども少しふれたように言語聴覚士は
子どもたちに評価を行っています。
保護者の方の中には
評価はどうして必要なの?
と疑問に思われた方がいらっしゃると思います。
簡単にお伝えすると
評価とは、子どもたちの
できているところ
又は、苦手なところ
を把握するために必要な検査のことです。
できているところは伸ばしつつ
子どもが苦手としているところをことばの時間で行い
子どもの「できた」を増やすための支援に繋げることができます。
この評価を定期的に行うことで
どこが伸びたのか客観的に知ることができます。
実際にすきっぷで行っている評価の例を下の表に示します。
このような検査を行い
スタッフ間で情報を共有し
子どもたち一人ひとりに合わせた支援方法を会議します。
そして、誰もが同じ支援をできるように
支援方法を標準化して子どもたちに関わるようにしています。
子どもたちの出来たが増えていくのを見ると
とても嬉しくなりますね。
運動療育センターと掲げていますので
運動はもちろんですが
ことばの時間を設け、子どもたちのできたが増えるように
日々取り組んでいます。
お子さんのことばで気になること
不安なことがありましたら、お気軽にお声かけください。
各教室のことばのエキスパートが
出来る限りお答えします!!!
お・ま・け
ことばのエキスパートは
あそびのエキスパートでもあります😊